障害者が銀行でお金を借りる場合の条件は一般的には健常者とほぼ差はなく、まず第一に仕事をしており、安定収入があるということがあげられます。

その他については場合によりますが特に知的障害のあるケースでは十分契約内容を本人が把握していること、家族と一緒に暮らしている方が審査に通りやすいなど、障害者ならではの条件がつけられるケースもあります。

 

そのため、収入が障害基礎年金のみの場合では銀行の審査に通ることはまず難しいと考えられます。

そこで障害基礎年金で生活されている方がお金を借りるときにまず考えてみると良いのが独立行政法人福祉医療機構の年金担保貸付事業です。

 

高齢者の年金受給者に対する制度でもありますが、障害基礎年金受給者にも対応できます。

これは返済金額が障害基礎年金から差し引かれることになっていて、支給額はその残りになります。

 

そのため返済が終わるまでは年金収入は下がってしまうことになります。

融資額は10万〜250万円で利率は1.9%となっています。

 

保証人が必要ですが銀行よりも金利は低いので、どうしてもお金を借りる必要がある場合は選択肢のひとつとして考えることをおすすめします。

 

上限は250万円まで借りることができますが、一般的に年70~90万程度の障害基礎年金のみで生活していく上で月々のお金が余って貯金できるような余裕があるということがあまりないと思うので、借りる必要のある場合でも月々の返済が1万円以下になるような少額の貸付に向いています。